こんにちは、院長の宮脇大です。
「自分はSASかもしれない・・」
そう思って、検索されてここにたどり着いた方も多いんじゃないでしょうか??
ご家族から、
「いびきがすごい」 「呼吸、止まってるよ」
なんて言われると、ちょっと不安になりますよね。
でも、いきなり病院に行くのもハードルが高い。 日中眠いだけで、本当に検査が必要なのかなぁ・・と。
今日は、「自分はSASの検査を受けるべきかどうか」を判断するためのセルフチェックリストを、 医師の目線でご紹介してみますね。
まず知っておいてほしいこと
セルフチェックの前に、ひとつだけ。
SASは、自分では気づきにくい病気なんです。
なぜかと言うと、症状の多くが「寝ている間」に起こるから。 自分の寝顔やいびきは、自分では見られないですよね・・。
だからこそ、
- ご家族からの指摘
- 日中の調子(眠気・疲労感)
- 起きた瞬間の体調
こういった「まわりからのサイン」と「日中のサイン」をきちんと拾うことが大事なんです。
それでは、いきましょう。
セルフチェック10項目
以下の10項目で、当てはまるものをカウントしてみてください。
【夜間・睡眠中の項目】
1. 大きないびきをかく、または家族から指摘されたことがある
ただの「いびき」と「危険ないびき」の違い、知っていますか?? 危険ないびきは、音にムラがあるのが特徴です。 「グォーッ・・(しばらく無音)・・グゴッ!」 こういう間が空くいびきは、要注意のサイン。
2. 寝ている間に呼吸が止まっていると言われたことがある
これは、もう、100%検査を受けてほしい項目です。 ご家族からの一言、無視しないでくださいね。
3. 夜中に何度も目が覚める、またはトイレに起きる
夜間頻尿の原因が、実はSASだった、というケースは本当に多いんです。 無呼吸が起きると体内で利尿ホルモンが増えるので、 夜中のトイレ回数が増えるんですね。
4. 寝ているときに息苦しさで目が覚めることがある
「ハッ!」と息を吸い込んで起きる感覚です。 これも、無呼吸が起きているサイン。
【朝起きた時の項目】
5. 起きた時に頭痛がする、または頭が重い
夜間に酸素が足りない時間が続くと、 脳の血管が広がって、起床時の頭痛につながります。
6. 朝起きても疲れが取れていない、ぐっすり寝た感じがしない
8時間寝ても、疲労感が抜けない。 これ、「歳のせい」じゃないかもしれません。
7. 起きた時に口が乾いている
無呼吸の方は、口呼吸になっていることが多いんです。 朝、口の中がカラカラ・・というのは、典型的なサインです。
【日中の項目】
8. 日中、強い眠気を感じることがある
会議中、運転中、食後・・。 「ちょっと眠い」じゃなくて、抗えないほどの眠気があるかどうか。
9. 集中力が続かない、ミスが増えた気がする
睡眠の質が悪いと、当然、日中のパフォーマンスが落ちます。 「最近、頭が冴えないな・・」という方、要注意。
10. 高血圧・糖尿病・脂質異常症のいずれかがある(または健診で指摘されている)
意外かもしれませんが、これも重要なサインなんです。 SASは生活習慣病と密接に関係していて、 治療が効きにくい高血圧の方の30〜50%にSASがあるとも言われています。
結果の見方
当てはまった項目数で、目安をお伝えします。
- 0〜2項目:現時点では低リスク。ただし症状が出たら再チェックを
- 3〜4項目:軽症のSASの可能性。検査を検討してみる価値あり
- 5項目以上:SASの可能性が高めです。検査を強くおすすめします
- 「呼吸が止まっている」と言われたことがある人:項目数に関わらず、検査を
ただし、このチェックリストはあくまで「目安」です。
例えば、
- いびきが小さくても、無呼吸はある(特に女性)
- 日中の眠気を自覚しにくいタイプの方もいる
こういうケースもあるので、「気になる」と感じた時点で、検査を考えてみるのが、一番安全です。
「気のせい」と決めつけないでほしい理由
ここで、少し真面目な話をさせてください。
SASを放置すると、
- 心筋梗塞のリスクが約3〜4倍
- 脳卒中のリスクが約3〜4倍
- 高血圧のコントロール悪化
- 日中の眠気による交通事故リスク(一般の方の約7倍とも)
こういったデータが、たくさんの研究で示されています。
「いびきくらいで・・」「眠いだけで・・」と思って放置している間に、 体には知らないうちに負担がかかっているんですね。
私の外来でも、
「ご主人、毎晩呼吸が止まっていてこわい・・」 と心配して付き添ってきた奥様が、 夫の検査結果(重症SAS)を見て泣かれた、というケースがありました。
幸い、その方はCPAPですぐに改善し、 今では奥様も安心して眠れているそうです。
早く気づけば、対応できる病気なんです。
Doctor’s Fitness 診療所では
「検査受けてみようかな・・」と思った方へ。
Doctor’s Fitness 診療所では、SASの検査・診断は全国どこからでも、オンラインで完結できます。
- LINEでまずは無料相談
- オンラインで保険診療
- 検査キットがご自宅に届いて、1晩装着するだけ
- 結果説明もオンライン
検査の結果、CPAP治療が必要となった場合は、最初の2回だけ対面診療(新大阪)で行い、 状態が安定していれば3回目以降はオンライン診療に切り替え可能です。
平日にお仕事を休む頻度を最小限に抑えながら、SAS治療を続けられる仕組みです。 土日・夜間の診療枠もあります。
検査の詳しい流れは、自宅でできるSASの検査 — まずはここからに書いていますので、よかったら読んでみてください。
セルフチェックで気になる項目があった方、 特に5項目以上当てはまった方は、 ぜひ一度、LINEで気軽にご相談ください。
「ブログを読みました」と一言添えていただければ、私が直接対応します。
検査を受けるかどうかは、お話ししてから決めていただけますので、 まずは気軽に、ということを大事にしています。
次回は、「CPAPって何?保険適用の条件・費用・効果をやさしく解説」について お話ししてみようと思います。
それでは、また!
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