こんにちは、院長の宮脇大です。
「先生、CPAPの効果は感じてるんです。でも・・毎月の通院がしんどくて」 「待ち時間が長くて、半日仕事を休まないといけない」 「引っ越してから、通えるクリニックが遠くなってしまって」
最近、こういうご相談がすごく増えています。
CPAP治療そのものは順調なのに、「通院」という部分だけがネックになって、続けるのがつらくなってしまう。 これって、本当にもったいないことなんです。
今日は、そんな方に向けて「CPAPの通院をオンライン診療に切り替える」という選択肢について、お話ししてみますね。
CPAPはやめると、また元に戻ってしまう
まず大前提として、CPAPは「続けてこそ意味がある」治療です。
CPAPを使っている間は、睡眠中に気道がふさがるのを防いでくれます。 でも、使うのをやめてしまえば、無呼吸の状態は元に戻ってしまうんですね。
せっかく日中の眠気が改善して、血圧も落ち着いてきたのに、 通院が大変というだけで治療を中断してしまうと、
- また日中の強い眠気が戻ってくる
- 高血圧や心血管系へのリスクが再び高まる
- 朝のだるさ・頭痛がぶり返す
こういったことが起こりやすくなります。
だからこそ私は、「通院がつらい」という理由でやめてしまう前に、続け方そのものを見直してほしいと思っているんです。
なぜ今、CPAPがオンラインで続けられるのか
「オンラインで、ちゃんとした診察ができるの??」 そう思われる方も多いと思います。
ポイントは、最近のCPAPは使用データが毎日クラウド経由で医師に届くという点です。
具体的には、こんな情報が日々共有されます。
- 1日あたりの使用時間
- 治療中の無呼吸の回数(治療下AHI)
- マスクからの空気の漏れ
- 設定した圧力が適切に働いているか
つまり、対面で来ていただかなくても、ご自宅での治療の様子を、数字でしっかり把握できるんですね。 このデータがあるからこそ、精度の高いオンライン診療が成り立つわけです。
CPAPの仕組みそのものについては、CPAPって何?保険適用の条件・費用・効果をやさしく解説でも詳しくお話ししているので、あわせて読んでみてください。
当院でのオンライン切り替えの流れ
ここが一番大事なところなので、正確にお伝えしますね。
当院では、いきなりすべてをオンラインにするのではなく、最初の2回は対面でしっかり引き継ぎます。
- LINEで相談・予約:今の治療状況とお使いの機種をお知らせください。
- 初回|対面診察:これまでの治療を引き継ぎ、機器の状態を確認します。
- 2回目|対面診察:状態を確認し、オンラインへ移行できるか判断します。
- 3回目以降|オンライン診療:状態が安定していれば、ご自宅から継続できます。
この「最初の2回は対面」というステップが、実はとても大切なんです。 お体の状態や機器のクセを直接確認させていただくことで、その後のオンライン診療が安心して続けられます。
なお、CPAP機器の組み立てや装着サポート、マスクのフィッティングは、CPAPメーカーが担当します。 私たち医師は、治療効果の評価や全身状態のフォローといった「医療判断」に専念する、という役割分担です。
気になる費用のこと
費用についても、正直にお伝えしておきますね。
CPAP治療は保険が適用されます。 継続の場合、**1か月あたり約4,170円〜**が自己負担の目安です(保険3割負担・2026年6月時点)。
そして、当院ではオンライン診療料やシステム利用料といった追加費用はいただいていません。 「オンラインにすると、かえって高くつくのでは??」というご心配は、いりません。
※ 表示は自己負担の目安です。保険の負担割合や診療内容により変わります。最新の基準は医療機関にご確認ください。
こんな方に向いています
オンラインでのCPAP継続は、特にこんな方におすすめです。
- 仕事が忙しく、毎月の通院時間が取りにくい方
- 引っ越しや単身赴任で、通えるクリニックが遠くなった方
- 待ち時間のストレスを減らしたい方
- 治療は順調で、状態が安定している方
逆に、体調に大きな変化があるときや、気になる症状が出たときは、対面での受診をご案内します。 オンラインに切り替えたあとも、状況に応じて柔軟に対応しますので、そこはご安心くださいね。
CPAPがしんどい・続かないと感じている方は、CPAPがしんどい・続かない方へ — マスクの選び方・慣れ方のコツも参考になると思います。
Doctor’s Fitness 診療所では
当院は新大阪駅から徒歩1分。睡眠障害内科を標榜し、CPAP治療とオンライン診療に対応しています。
「今のクリニックが遠くなった」「通院の負担を減らしたい」—— そんな方の転院・継続のご相談を、いつでもお受けしています。
土日も診療していますし、ご予約は24時間受け付けています。 まずはお使いの機種や今の治療状況を、LINEで気軽に教えてくださいね。
「ブログを読みました」と一言添えていただければ、私が直接対応します。 LINEでのご相談は無料です。
CPAP治療は、続けてこそ価値があります。
通院の負担で諦めてしまう前に、「続けやすいかたち」に変えるという選択肢があることを、 ぜひ知っておいてほしいなと思います。
次回は、「CPAP治療の転院ガイド — 引っ越し・通院負担でクリニックを変えたい方へ」について お話ししてみようと思います。
それでは、また!
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