こんにちは、院長の宮脇大です。

「先生、平日はとても病院に行けなくて・・」 「仕事を休んでまで検査するのは・・」 「うちの近くにSAS専門の病院がなくて・・」

こういうお悩み、本当によくお聞きします。

実は、これがSASの治療において一番大きな壁だと、私は感じているんです。

検査自体は自宅でできるのに、その前段階の「医療機関へのアクセス」でつまずく方が多い。 そしてもうひとつ、CPAPを始めても、月1回の通院がしんどくて続かない方が、本当に多いんですね。

今日は、Doctor’s Fitness 診療所が取り組んでいる「SASのオンライン診療」について、 どこまでがオンラインでできて、どこは対面が必要なのかを、正直にお話ししてみようと思います。

「自宅で検査できる」だけじゃないんです

「自宅で検査キットつけて寝るだけで検査できる」 というのは、最近では割と知られるようになってきました。

でも、その前後の流れも、ほとんどがオンラインで完結する、ということは、 意外と知られていないんです。

具体的な流れはこんな感じです。

  1. 初診のオンライン診療(保険適用)
  2. 検査キットがご自宅に届く
  3. 1晩装着して、返送するだけ
  4. 結果説明もオンライン
  5. CPAP適用となった場合 → 最初の2回は対面診療(後述)
  6. 3回目以降の月1回または2か月に1回の診察 → オンライン診療に切り替え可能

つまり、

  • 検査だけで済む方(軽症など)は、1度も病院に来ずに完結します
  • CPAPが必要な方は、最初の2回だけ対面診療で、その後は基本オンラインに切り替えられます

ここ、大事なポイントなので、もう少し詳しくお話ししますね。

「保険診療なんですか?」よく聞かれます

はい、SASのオンライン診療も対面診療も、すべて保険適用です。

「オンラインって自費じゃないの?」と思われている方、けっこう多いんですが、 SASに関しては、保険で受けられる仕組みが整っています。

具体的には、

  • 初診のオンライン診療:保険適用
  • 簡易検査(自宅でアプノモニター):保険適用
  • 結果説明のオンライン診療:保険適用
  • CPAP導入の対面診療:保険適用
  • 月1回の定期診察(対面 or オンライン):保険適用

3割負担の方の場合、

  • 初診〜検査:合計で約3,000〜5,000円程度
  • CPAP治療開始後:月々約4,500〜5,000円程度

これだけで、SAS診療がきちんと受けられます。

検査結果説明、対面より丁寧かもしれません

「オンラインだと、ちゃんと診てもらえるの・・?」

そう思われる方、いらっしゃいますよね。

正直に言いますね。

オンラインの方が、むしろじっくり話せることも多いんです。

理由はシンプルで、

  • 患者さんは自宅でリラックスしている
  • 移動の疲れがない
  • 次の予約の時間に追われない
  • 画面共有で検査結果のグラフを一緒に見られる

こういう環境があるからなんです。

例えば、検査結果を見ながら、

「この時間帯、酸素が下がっていますよね」 「ここ、いびきの音が止まって、すぐ大きく息を吸い直してます」 「ご家族が言っていた『呼吸が止まる』って、これのことなんです」

こんなふうに、画面共有しながら説明していくと、 ご自身の睡眠の状態が、客観的に「見える」ようになります。

「自分の体で何が起きているのか」が分かると、 治療への納得度も、ぐっと上がるんですね。

CPAP導入の最初の2回は、対面診療です

ここからが、勘違いされやすいポイントです。

検査でCPAP適用となった方には、

  • 1回目の診察(CPAPスタート時):対面
  • 2回目の診察(フォローアップ):対面

この最初の2回は、対面で来ていただきます。

なぜかというと、

  • CPAPがちゃんと効いているか、対面でしっかり確認したい
  • 呼吸状態や全身状態を、医師が直接診て安全性を担保したい
  • マスクが合っていないなど、初期トラブルを早く拾いたい

こういう理由なんです。

新しい治療を始めるときに、最初だけは「直接お会いして確認する」というのは、 私としては譲れない部分だと思っています。

機器のセットアップは、CPAPメーカーが対応します

「機械の組み立てとか装着、難しそう・・」と心配される方、多いですが、 ここはDoctor’s Fitness 診療所ではなく、CPAPメーカー(当院では帝人さん)が対応してくれます。

具体的には、

  • CPAP機器がご自宅に届く
  • メーカーの担当者が、装着方法や使い方を直接サポート
  • マスクのフィッティングや初期設定もメーカー側で対応

メーカーさんは、CPAPのプロです。 何百人、何千人と装着サポートをしてきた専門家ですから、 ここはぜひ、餅は餅屋にお任せください。

私たち医師は、

  • 検査結果の評価と治療方針の決定
  • 治療効果(CPAPの使用データ)の確認
  • 全身状態のフォロー
  • 高血圧・心血管系の併存疾患の管理

こういった「医療判断」の部分に専念できる、というわけです。

3回目の診察から、オンラインに切り替え可能です

最初の2回の対面診療で、

  • CPAPがしっかり装着できている
  • 治療効果が出ている
  • 大きな副作用や違和感がない

こういった安定の確認ができたら、3回目以降の診察は、オンライン診療に切り替え可能です。

これが、Doctor’s Fitness 診療所のSAS診療の最大の特徴だと、私は思っています。

なぜ3回目からオンラインで大丈夫なのか

「医師が対面で診ないと、ちゃんとフォローできるの?」

そう思われるかもしれません。

実は、CPAPには画期的な仕組みがあるんです。

最近のCPAPは、使用データが毎日クラウド経由で医師に共有されるようになっています。

具体的に何が分かるかというと、

  • 昨夜、何時間使用したか
  • 装着中、無呼吸が1時間に何回あったか(治療下AHI)
  • マスクから空気が漏れていないか
  • 圧力設定が適切か

これらが、毎日自動的に医師の管理画面に届くんですね。

つまり、

患者さんが対面で来なくても、CPAPの効果や使用状況を、毎日把握できている

ということ。

このデータがあるので、月1回または2か月に1回のオンライン診察で、

「先月の使用時間、平均6時間半、しっかり使えていますね」 「治療下AHIも2まで下がっていて、効果ばっちりです」 「先週、空気漏れが少し増えた日があったみたいですが、何かありました?」

こんなふうに、対面と変わらない、むしろデータに基づいた精度の高い診察ができるんです。

CPAP治療を続けやすくなります

これが、何を意味するか。

CPAP治療を保険で続けるには、定期的な医師の診察(月1回または2か月に1回)が必要です。

ところが、

「平日に毎月通院するのが大変」 「引っ越しで通えるクリニックがなくなった」 「仕事の都合で何度もキャンセルしてしまう」

こういう理由で、CPAPをやめてしまう方が、本当に多いんです。

CPAPは、続けてこそ効果が出る治療。 続けられない仕組みになっていることが、長年の課題でした。

Doctor’s Fitness 診療所の3回目以降のオンライン診療は、

  • 5〜10分程度のオンライン診察
  • CPAPのデータを画面で一緒に確認
  • マスクの不調や違和感の相談
  • 必要があれば消耗品の発送手配(メーカー連携)

これを、毎月、患者さんのご都合の良い時間に行います。 夜間や土日の枠もあるので、お仕事を休む必要はありません。

「続けられる仕組み」を作る。

これが、私がオンラインCPAP診療に取り組んでいる、一番の理由です。

「対面が必要なケース」もあります

正直に言うと、すべての方が3回目からオンラインに移行できるわけではありません。

例えば、

  • CPAPの効果がなかなか安定しない方
  • マスクのフィッティングに繰り返し問題がある方
  • 鼻や喉の構造的な問題で、耳鼻科的な精査が必要な方
  • 重度の心不全や呼吸不全がある方

こういう方は、対面診療を続けたほうが安全なこともあります。

その判断は、毎月の診察の中で柔軟にやっていきます。 「3回目から絶対オンライン」ではなく、患者さんの状態に合わせて、ベストな形を選ぶ、ということですね。

こんな方におすすめです

Doctor’s Fitness 診療所のSAS診療は、特にこんな方におすすめです。

  • 平日の日中に通院が難しい、お仕事をされている方
  • 育児や介護で外出が難しい方
  • 一度CPAPを試したけど、通院が続かなくてやめてしまった方
  • 引っ越しで通っていたクリニックに行けなくなった方
  • 健診で「無呼吸の疑い」と言われたまま、放置してしまっている方

特に、

「最初の2回だけは新大阪まで来ていただく必要があります」

という点は、正直にお伝えしておきたいです。

ただ、その後は、北海道からでも沖縄からでも、月1回または2か月に1回のオンライン診療でCPAPを続けられます。 最初の2回さえ越えれば、その後は通院ストレスからほぼ解放される、ということなんです。

検査だけなら、本当にどこからでも

ちなみに、

「まだCPAPになるか分からない」 「とりあえず検査だけ受けてみたい」

という方は、全国どこからでも、自宅完結で検査が可能です。

  • LINEで相談(無料)
  • オンライン初診(保険適用)
  • 検査キットがご自宅に届く
  • 1晩装着して、返送するだけ
  • 結果説明もオンライン

ここまでなら、北海道〜沖縄、全国対応です。

検査の結果、CPAP適用とならなければ(軽症など)、対面診療は不要です。 CPAP適用となったときに初めて、最初の2回の対面診療が必要、ということですね。

まずはLINEで気軽にご相談を

「自分も対象になるのかな?」 「うちの夫のいびきが心配で・・」 「健診で引っかかったけど、どうすればいいか分からない」

どんな段階のご相談でも、まずはLINEから気軽にどうぞ。 LINEでのご相談は、無料です。

「ブログを読みました」と一言添えていただければ、私が直接対応します。

検査を受けるかどうかは、お話ししてから決めていただけますので、 まずは気軽に、ということを大事にしています。

検査の流れの詳細は自宅でできるSASの検査 — まずはここから、 セルフチェックはこんないびき・眠気は要注意、 CPAPの基礎はCPAPって何?保険適用の条件・費用・効果、 心血管リスクについては放置するとこわい睡眠時無呼吸症候群 にそれぞれまとめていますので、あわせて読んでみてくださいね。


「忙しいから後回し」を、もうしなくていい時代になりました。

最初の2回だけは新大阪へ。 でもその先は、ご自宅から、ご自身のペースで治療を続けられます。

ご自身のため、そしてご家族のため、 ぜひ一歩踏み出してみてください。

次回は、「体重を減らすといびきは消える?— 減量とSAS」について お話ししてみようと思います。

それでは、また!

#SAS #睡眠時無呼吸症候群 #CPAP #オンライン診療 #保険診療

気になったら、まずはLINEで相談を

「自分もSASかも・・」「検査を受けてみたい」——そんな方は、お気軽にLINEでご相談ください。LINEでのご相談は無料です。

LINEで相談する →